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丹沢大山の学習はウェブが一番

丹沢大山の森のことに関心を持ち、せっかくだからキチンと初歩から勉強しょうと決めたら、書籍類も必須ですが、たいていのことはウェブサイトで習得することができます。従って上質なサイトにできるだけ多く、そして早く巡り会うことが重要になってきます。私の場合は、まず丹沢の森と向かい合うにあたっての前提として《潜在自然植生》について少し詳しい内容を身につけておくために、宮脇昭さんの一連を著作を読んでみることにしました。

宮脇本4

*写真は左から『木を植えよ!』『森の力—植物生態学者の理論と実践』『鎮守の森』『苗木三○○○万本 いのちの森を生む』。宮脇さんの著作と出会う前に、いろんな本を読んだのですが、宮脇さんの一本の骨太な筋が通った理念と共に実践分野での説得力のある方法論には小さな感激すら覚えた次第です。最初に手に取ったのは、『木を植えよ!』。内容をそのまま本のタイトルにして、強いメッセージ性をもったイチオシの本です。

私の場合は、机上の空論=丹沢で植樹事業を試みる!というコンセプトが基本にあったため、《潜在自然植生》の考え方は大変参考にもなり、あとはこれを丹沢にどうすれば適用できるのか?という次のステップに進む大きな鍵をつかむことができたように思えます。

そこで、ステップ2の課題として不可欠になったのが、丹沢大山固有の詳細なデータですが、これはウェブサイトから引き出して来ることができました。このサイトでもたびたび利用、引用している神奈川県が提供する《丹沢大山総合調査学術報告書》という膨大な情報が詰まったページです。

丹沢報告書
どうです!スゴくないですか。(と私が自慢してもしょうがないのですが)当報告書は作成年が2006年と少し前のものですが、ご覧のようにトッップページだけでも1m以上スクロールしないと全貌が見えないようなボリュームを持っており、「第1章背景と調査計画」から「第6章特定課題の総合解析」まで丹沢を調べてみたいという人には願ってもない必読のサイトです。特に私のような初心者にとっては、これからもたびたび引用させていただくつもりの魅力あるサイトです。この神奈川県の他にも検索してみると、それぞれの自治体でユニークなサイトや活動を扱ったものが出てきます。日を改めて興味深いウェブサイトをいくつか紹介いたします。

◎《》に続きます。

 

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