世界遺産沖ノ島の潜在自然植生

沖ノ島の森は《原植生》か、それとも《潜在自然植生》か。 今年、玄界灘に浮かぶ沖ノ島が世界文化遺産に登録され、周囲4kmに過ぎないこの小島が実は、一般の人が立ち入ることができない「神聖な神の島」として遠い昔から今日まで崇め...

樹木をめぐる冒険

私が《潜在自然植生》という大きな概念に覚醒してもはや三年、そしてこの植生のことを《ふるさとの森》とわかりやすく表現し、《ふるさとの森》作り事業を進めているnpo法人国際ふるさとの森づくり協会(ReNaFo)から植生工学士...

常緑広葉樹林は植生の悪例でしょうか

前回の備忘録《常緑広葉樹世界暗黒論の恐怖》という大変刺激的なタイトルに続き、今回もある保全樹林の催しに参加しての体験報告という訳ですが、ここでも驚きの現場を目撃することになりました。 私の住居は、やたらと無駄に凸凹した地...

常緑広葉樹世界暗黒論の恐怖

最近、植生について二つの興味深い体験をして来ました。いずれも雑木林や里山で主役になる夏季(落葉)広葉樹と、関東地方以西の低地ではその土地本来の植生でもある常緑広葉樹とに関わるものです。 一つ目は、関東学院大学×横浜ウォー...

移動する自然植生

ヒトの手により混植・密植の宮脇方式で作り育てられた《潜在自然植生》の森は、一旦その林相が形作られ、森の様相を自ら現出するようになると、余程の天変地異に会わない限り、それは半永久的に盛徳な姿を持続できると宮脇昭さんは言われ...

野生動物とたたかう農林業

先日の朝日新聞電子版に興味深い記事を見つけました。タイトルは『(ニッポンの課題)野生動物とのたたかい』というものです。日本の農林業に及ぼすシカやイノシシなど野生動物による被害を嘆いた記事で、金額に換算するとその被害額は、...

畑を自然に還すという試み

場所は、埼玉県秩父市吉田太田部楢尾の地名を持つ山奥の村。そこで、これまで耕してきた山の斜面に作った段々畑を一つ一つ閉じて替わりに花木の苗木を植え育てながら、自分たちの畑を森に、自然に還してあげようとしている年老いた夫婦を...