丹沢の森の夢想

◎丹沢の森をビジネスで再生するという夢のはじまり

かつて丹沢にはあしげく通っていたのですが、左足の半月板に異常が見つかって以来、それが次第に遠ざかってしまいました。が、依然としてこの山塊への想いは断ちがたく、昨秋ある丹沢についてのシンポジウムを聴講した時、丹沢の山肌が文字通り削り取られ、ダンプカーで運び去られるという悲惨の現場を映したスライドに衝撃を受けたことがありました。

問題は他にも、立ち枯れや建材用植樹林の放置からシカの食害まで多くあって、行政の施策やボランティアの皆様の努力だけでは、これらを解決することは容易ではないそうです。そこで、新しい手法としての表記の「夢」にたどり着くのですが、この「夢」を具体化するまえに、まず森とは何か?という基本を再度確認することから始めようと思います。

ここで私の参考書を紹介します。今後、この三冊からの引用文がたびたび出てくることになります。また、丹沢の現状については、もっぱら《丹沢大山自然再生委員会》のウェブサイトを参照することにしています。

《丹沢大山自然再生委員会》はコチラ

森の散歩図鑑

左: 『木を植えよ!』宮脇昭著 新潮選書(2006年)植樹の実際について書かれた、大変わかりやすく貴重でもある本です。
中:『水と緑と土』富山和子著 中公新書(1974年)サブタイトルが「伝統を捨てた社会の行方」とあるように、水・緑・土を循環する一体の自然として俯瞰的に捉えた都市型社会告発の書。
右:『森の散歩図鑑』長谷川哲雄著 筑地書館(2014年)左の本に出てくる様ざまな広葉樹のイラストが満載の楽しい図鑑です。

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◎主に3つのことを考えてみる

これから、丹沢の森をビジネスで再生するために、3つの方向からアプローチを試みながら、以下のような備忘録を重ねることで、ゴールに向かって歩を進めていきたいと思います。

  1. 一体全体、森とは何か。特に丹沢の森について最初から勉強をしてみる
  2. 丹沢の森の不安な現象を根本から掘り起こし、その再生の手法を考えてみる
  3. 丹沢の森をビジネスで再生するための、アイデアつくりと周到な準備をする

以上、3つのジャンルについての忘備録として、これからここに書き記すことにします。