潜在自然植生が育つ10年の森を観る
三浦半島のちょうど中頃にある湘南国際村(神奈川県横須賀市)の《めぐりの森》については、この備忘録で何度も話題にして来ましたが、今回はこの地で毎年少しづつ苗木を十年間にわたって植え続けることで、潜在自然植生=常緑広葉樹の《...
三浦半島のちょうど中頃にある湘南国際村(神奈川県横須賀市)の《めぐりの森》については、この備忘録で何度も話題にして来ましたが、今回はこの地で毎年少しづつ苗木を十年間にわたって植え続けることで、潜在自然植生=常緑広葉樹の《...
これは今年の初めに、ある森づくりをされている方に宛てた手紙の一部です。手紙の主題は《潜在自然植生》に基づいたふるさとの森づくりを応援してくれるような時代の風がようやく吹き始めたようですね、というものでした。 (註釈)この...
最近、《潜在自然植生》のことを知らない森の関係者はモグリだという、根拠も定かではない言説を耳にしたことがあったような気がしますが、はたして私の一方的な想いだけの空耳だったのでしょうか。先日、あの昭和の時代をまるで一瞬の夢...
標高500mの山の斜面に、常緑&落葉あわせて31種の苗木を植える。 これまで何度か宮脇昭さんが薦める《潜在自然植生》の樹種十数種類を混植・密植する植樹会には参加したことがあるのですが、今年の秋10月にnpo法人国際ふるさ...
今、日本の森を覆いつくそうとしている人工林や雑木林の荒廃から、何とかして森の自然を再生したいと思い、その手法の一つとして宮脇昭さんが薦める《潜在自然植生》の理論と実践を究めようとするのが、この備忘録の唯一のテーマですが、...
これは決して報(酬)われないが、いったいそれがどうしたと言うんだ? 丹沢山系に拡がる森の疲弊の様子を見聞きしたことを契機に、これまでいろいろと錯誤の末、樹林の再生手法の一つとして《潜在自然植生》としての常緑広葉樹の可能性...
ところで、《satakeD》の《D》って何なのよ? 主に丹沢をはじめとした日本の森の植生についてのアレ・コレを非能率的に、まとまりもなく綴っているこの脱力系備忘録のタイトルは《satakeD》。なかでも赤文字で記された《...
いまどき、鎮守の森は絶滅危惧種かも知れません。 この備忘録は3回ほど連続で、映像に映し出され、写真にも撮られた玄界灘に浮かぶ沖ノ島の植生を端緒に、《森の保存と保全》について考えてきましたが、今回は《鎮守の森》に絞ってその...
前回の備忘録《森の保存と森の保全を比べてみる》を改めて読み返してみると、イントロは沖ノ島という個別具体的な自然についてだったこともあり、文章にも安定感があったのが、そのうち次第にテーマが大きく抽象的になってしまい、未だに...
沖ノ島の森は、ヒトを拒んだことで 1,000年以上の間、今日まで自然のままに《保存》されてきた。 先日この備忘録で取り上げた《世界遺産沖ノ島の潜在自然植生》は、沖ノ島が「神が宿る島」として昔から一般の人の立ち入りが禁じら...