潜在自然植生の保全林(2)

神奈川県下で宮脇さんが携わった《潜在自然植生》の防災・環境保全林を紹介する2回目は、横浜市保土ヶ谷区にある《横浜国立大学正門》の樹林です。 大学が1979年にこの常盤台キャンパスに移転したその年から苗木が植えられ、現在の...

潜在自然植生の保全林(1)

先日の備忘録《横浜の潜在自然植生の森》で、宮脇さんが彼の著作のなかで紹介されている神奈川県下で植栽された宮脇方式による5カ所の防災・環境保全林をリストアップしましたが、今日はその中のひとつ《横浜市北部第二下水処理場》に行...

消えた《奇跡の森》が言い残したこと

宮脇さんの《潜在自然植生》の森についての著作を読むと、必ず都市や生活空間におけるこれらの森の大切さを説いた文章に出会います。その代表例が以前は全国各地にありながら、今は急速に姿を消しつつある鎮守の森であり、今もどっしりと...

横浜の潜在自然植生の森

潜在自然植生の樹種の苗木を1㎡に3本ほどの割合で昆植・密植すると、それらが森の萌芽形態を見せてくれる20〜30年後にはどのくらいの樹木が競争に勝ち抜いて生き残るものなのでしょうか?一度現地を訪問しこのことをぜひとも確認し...

生活空間に見る樹木の配置例

前回の備忘録《主木の配置と昆植・密植》で、10m×5mの面積にポット苗12種類を3本/㎡の割合で昆植・密植した場合、150本の幼木を植樹することになるのですが、20〜30年後に生き残るのは、そのうちの8%足らずで、特に主...

主木の配置と《昆植・密植》

この写真は前回の備忘録《代々木の杜の物語〜明治神宮(nhkbs)》でも使った明治神宮の森を撮ったものです。写真を見る限りでは、主木はそれぞれ5〜10mほどの間隔で配置されていることが分かります。 次は丹沢の蛭ガ岳山頂から...