健全な常緑広葉樹林のカタチ

かつてこの備忘録の中で、宮脇さんの著作の中から、あるべき森の模式図を見つけ、そのイラストをなぞったものを載せたことがあるのですが、もう一度同じように模写してみたいと思い、宮脇さんの著書から探してみると『いのちの森を生む』...

ポット苗から育てる森、百年後の姿6

シリーズ《ポット苗から育てる森、百年後の姿》の4〜5では、近くにある宮脇方式の植栽事例を紹介しましたが、これらは共に横幅がわずか5〜8mほどの大学や施設の環境保全林でした。この二つの環境保全林の場合は、宮脇さんの持論であ...

ポット苗から育てる森、百年後の姿5

前回に続き、自然遷移に比べ短い時間で潜在自然植生の森をつくる宮脇方式による植栽の事例を紹介します。(と、いっても実は今年の1月の備忘録にも使った原稿ですが、今回は視点を新たに対象に猛迫してみるつもりです) 事例2:横浜市...

ポット苗から育てる森、百年後の姿4

シリーズ《ポット苗から育てる森、百年後の姿》の4回目は宮脇方式の植栽密度について考えてみましょう。宮脇方式の植樹の最大の特長は何といっても《混植・密植》にあります。 上の図の左が《混植・密植》の植樹模式図。1㎡にそれぞれ...

ポット苗から育てる森、百年後の姿3

前回の《ポット苗から育てる森、百年後の姿2》に引き続き、神宮の森と宮脇式植樹法による森との作り方の比較を進めます。前回は「宮脇方式による植樹から10年後、20〜30年後そして50年後の途中の植栽の様子を確認したくなります...