2014年8月– date –
-
森の発見
植樹後の手入れは3年まで(森の作り方04)
『木を植えよ!』(宮脇昭著 新潮選書 2006)を教科書に、森を作る学習シリーズの第4回目は《植樹後の手入れ》について。 芝生や街路樹、公園の林などを見ていると、ヒトが植えたものは植えた後の管理とその費用も大変なようです。例えば東京近郊の市所有... -
森の商標
参考にしたい森の植樹事例
私は『木を植えよ!』の著者である宮脇昭さんの、隠れ生徒を自称できるようになるために、今は一心不乱に?勉強中なのですが、さっそく大きな疑問が一つ出てきました。それは、マツ、スギ、ヒノキなどの針葉樹からなる人工林が駆逐され、丹沢の森が潜在自... -
森の再来
丹沢の病い3/10=土壌動物の衰退
【】 丹沢の森を再生するために、まず森の現況を知ることから始めようとする試み《丹沢の病い》シリーズ第三回目は《丹沢の病い3/10=土壌動物の衰退》について。前回と同様に丹沢大山総合調査学術報告書(2007年)に沿って整理してみました。 森の土中で... -
森の発見
常緑広葉樹は紅葉しない?(森の作り方03)
宮脇昭さんの『木を植えよ!』(新潮選書2006)を教科書にして進める《森の作り方》シリーズの、今回は第三回《幼苗の植え方》です。ところで、ここで イメージする樹種は丹沢山系の中域700〜800m以下分布する常緑広葉樹林(ヤブコウジースダジイ群集)に... -
森の商標
植樹事業は丹沢住民の手で
丹沢の森をビジネスで再生するという夢の独白シリーズの第2回《森のビジネス発展系》で、植樹事業を丹沢だけ(第1ステージ)でなく、将来的には都市部にも事業領域を広げ、あわよくば全国で「森をつくる」事業(第2ステージ)を展開するアイデアを、私... -
森の再来
丹沢の病い2/10=林床植生の退行
【】 《丹沢の病い1/10=森林の枯死》に続く第二回目は《丹沢の病い2/10=森林植生の退行》について。前回と同様に丹沢大山総合調査学術報告書(2007年)の報告に沿って、森林植生の退行の問題とその解決策について取り上げてみます。なお報告書が発表され... -
森の発見
ドングリという木はありません(森の作り方02)
森の作りかたの第一回《潜在自然植生》の続編です。今回は「森のつくり方 その2 樹苗のつくり方」。いつものように、私の教科書=宮脇昭さんの『木を植えよ!』(新潮選書 2006年)に沿って話を進めることにします。 前回、森をつくるための《潜在自然... -
森の商標
森のビジネス発展系
私の教科書『木を植えよ!』(宮脇昭著 新潮選書 2006年)を読み進めると、丹沢の事業を目指す者としては特に興味深いことが2つ書かれています。 その注目すべきは第一に、山間部に限らず日本のどこでも木を植えて森を作ることを呼びかけていることです... -
森の再来
丹沢の病い1/10=森林の枯死
【】 これから、丹沢の森の現況をしっかりと理解しておくために、先日《丹沢をめぐる10の病い》で紹介した丹沢の森が直面している10の問題点(丹沢大山総合 調査学術報告書より)の一つ一つを取り上げて自分なりに整理していこうと思います。第1回目は《... -
森の発見
潜在自然植生について(森の作り方01)
私が丹沢の森について考えるときに教科書としていつも参考にしているのが宮脇昭さんの『木を植えよ!』(新潮選書 2006年)。全体が9章で構成され、特に最後の第9章は《自宅の庭に森をつくろう》という大変刺激的なタイトルでしめくくられています。で...
12