高丸山千年の森の試み(4)

徳島県高丸山千年の試み(4)》に続いて四回目は、この植樹プロジェクトのなかでも最も大切な作業の一つである植栽密度を《宮脇式昆植・密植モデル》と比較しながら考えてみたいと思います。
徳島高丸山2
3.植栽密度について

徳島県高丸山の植栽プロジェクトのpdf資料《上勝町の事例》の植栽密度については:

植栽密度については、植栽後の活着率や死亡率等に関する科学的根拠がなかったので、 他 所で実施されている広葉樹施業での経験的な判断に基づき、以下のように決定した。すなわち、すべての地形単位において、植栽する樹木の総計を4500本/haとし、卓越する優占種を持たない谷および谷壁では、植栽される樹種の密度がなるべく均等になるように配分して植栽すること、また、斜面ではブナの密度を3000本/haとし、それ以外の樹種をなるべく均等な密度となるように植栽すること、そして、尾根ではツガおよびモミの密度がそれぞれ1500本/haとなるように植栽することとした。(上記pdf資料p11)

一方、《宮脇式昆植・密植モデル》については2014年9月13日の《ポット苗ができるまで(森の作り方06)》で宮脇さんの著書の一つ『苗木三000万本 いのちの森を生む』(宮脇昭著 NHK出版 2006年)を参考に作った模式図があります。

模式図

上の模式図は、2種類の高木を含む12種類の幼苗を3本/1㎡の割合で昆植・密植したものです。
(この稿未完)
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