《潜在自然植生》備忘メモの2年間と3年目

ちょうど今から1年前の今日8月6日に、私の備忘録がスタートして1年経ったことを振り返る《丹沢の樹木をめぐるこの一年間》というタイトルの文章を書いたことを思い出します。そこでは過去録から自己満足そのままの自薦ページとして、お気に入り6個を選んでいるのですが、2年経った今年もこれまでの2年間からお気に入りを選ぶとなると、1年目のものをそのまま再掲載してしまう他はありません。

このことを明るく捉えるとすれば、原点はもっぱら最初の第一歩にあったことを証明しているようにも見え、厳しく振り返るとすれば、2年目となったこの一年間の歩みは一体何だったのかと自戒の念が頭をよぎってしまうということでしょうか。とは言え、どうしても自分には厳しく出来ない私の態度は、大きく前者の方に傾きがちになります。物事の全体には明暗があるように、私にも甘厳の両方があるのですが、重心は常に甘い方向に寄り添っているという訳です。

今も輝きを失わない?!去年のbest 6pages (aug 06,2014-aug 05,2015)

そこで、去年のお気に入りに選び、今年も選ばれてしまった問題の6ページをもう一度、縮小画像で並べてみましょう。不思議なことに、レイアウトされた雑誌やウェブサイトなどのページを小さくしてみると、実際以上に整ってgood! に見えるようで、見せ方ということでは大変便利な手法の一つです。

以下のページはmacのimac画像をキャプチャしたもの。windows pcと違って、きれいなフォントで表示できるというメリットがあります。

● best 6-1:元デザイナー魂でもって仕上げたprポスター案

design

● best 6-2:植生ビジネスとファッション業界連携を勝手に夢想した試みの案

fashion

● best 6-3:山々の森は遠くから眺めるから美しい、という私見にピッタリの5分のtvのこと

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● best 6-4〜6:宮脇さんの本などから書き写したイラスト満載の3ページ

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これらのページ画像を1年ぶりに配置しながら気づいたのは、どれもがそれぞれ特長を持っていることです。グラフィカルだったり、ファッショナブルであったり、ロマンティクな景観だったり、イラストのタッチが楽しそうな雰囲気を表現したり、全体にビギナーらしさや素朴さが滲み出ているようです。総じて夢想家的老人の独白というレベルでしょうか。でも、最初の1年はそれが許されるとしても、2年目も相変わらず夢想の範囲に留まっているようでは、やっぱり問題なのかもしれません。

今年(aug 06,2015-aug 05,2016)は best 3pages でどうでしょう。

そこで去年の備忘録 best 6ページに新しく何かを、大急ぎで付け加えようとすると、やはりつい先日にアップした《ふるさとの森づくり専門家研修》123 の連作3ページを特に、忘れるわけにはいきません。この3ページに書かれた内容を読み返してみると、今、私が抱えている課題を浮き彫りにしてくれると共に、これからの進むべき道の方角を明るく照らしてくれているようにも思えるからです。

3pages

加えて、これまでは(間違って私の備忘録に飛び込んできては、すぐに去っていく人はいても)私のウェブサイトの読者は皆無でもあり、そのためもあって、極めて自由奔放なタッチで思いのままに書き続けてきた備忘メモだったのですが、この研修会を主催してくれたnpo法人国際ふるさとの森づくり協会(ReNaFo)の方にも、一人の老人の独りよがりな研修会感想文として目を通してもらうことになり、初めて読んでくれる読者が誕生したことを意識しながら書くというハメに陥ってしまいました。なので当初の文体は意識過剰となり、自らを実物以上によく見せようとすればするほど、単語の羅列は空回りしながら虚しい文章の山を築くだけでした。普段は書きっぱなしの習慣だったのが、この道のプロフェッショナルに読まれることを考えただけで、緊張してしまい、おかげで毎日の推敲を重ねることおびただしい回数となりました。そうした慣れない苦労を繰り返した甲斐もあり、ガチガチの文章もずいぶんとソフトになっているはずです。

という訳で、文章力アップが2年目の、偶然の成果になったことはだけは、確かなようです。

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