宮脇さんが神奈川県から依頼を受けて、神奈川の199の寺や神社の樹木林を現地調査し、これらのなかから、《鎮守の森》としての自然植生の生態系が維持されているベスト40の社寺林を挙げています。
また、これら40の社寺を地図上にマッピングしてみると、ご覧のようになります。
宮脇さんが調査された1970年代から30〜40年が経過しているので、現在も《鎮守の森》としての生態系を保持しているのか心配になりますが、当時は自然植生として10種類の群集+1群落が確認されており、これらを一覧表にすると次のようになります。
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