2016年– date –
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森の商標
木を植える!事業計画を考える(5)
いよいよ関東地方もスギ花粉の飛散の季節となり、先日のtvでも無花粉スギの話題なども織り交ぜながら、4人に1人は被害を受けているというスギ花粉の原因&対策について報じていました。そしてここでも、50年もの間育て伐採した1本のスギの樹の価格が、外国... -
森の商標
木を植える!事業計画を考える(4)
《木を植える!》事業計画を考える(3)の続き 前回は神奈川県の水源林再生・保全事業《成長の森》を参考にしながら、《宮脇式潜在自然植生の密植・混植》による常緑広葉樹の植樹事業の場合の設備資金&運転資金一覧表を作ってみました。また顧客数との組... -
森の商標
木を植える!事業計画を考える(3)
木を植える!事業計画を考える(2)の続き 前回のまとめから始めます。事業の定義および根拠がかなり怪しいのですが、神奈川県の水源林再生・保全施策の実績をもとに自我流で導き出した事業経費とそこからはじき出した商品(苗木)の販売価格の3つをこのよ... -
森の商標
木を植える!事業計画を考える(2)
木を植える!事業計画を考える(1)の続き ところで、事業を起こそうとした時に一般的に必要となる事業計画書は、驚くべきことに(モノの本によると)20種類ほどにものぼり、この全種類をクリアするだけでも大変な労苦を使い果たしそうですが、ここはひと... -
森の発見
気候変動と森林保全という大きな物語を考える
《池上彰と考える〜気候変動と森林保全〜》というタイトルの講演&パネルディスカッションに行ってきました。近頃《森林》という単語を見たり聞いたりすると、たちまちこの老体が反応するようになりました。大変困ったものですが、まだ少しばかりの反射神... -
森の再来
教えて・話して!かながわの森と水 in 藤沢
先日藤沢で《教えて・話して!神奈川の森と水 in 藤沢》というタイトルの水資源保全・再生神奈川県民フォーラムが開かれると聞いて行ってきました。おそらく後日、神奈川県のウェブサイトにもその詳細が掲載されると思われますが、今日の備忘録では私的な... -
森の商標
木を植える!事業計画を考える(1)
事業を始めるにあたっては、一般に事業プランを立案することが最初に求められると言われています。その目的は、事業の検証のためにだったり、出資者や取引先、第三者へのプレゼンテーションのためと様々ですが、最大の目的は《成功する事業を実現する》こ... -
森の商標
新しいビジネス手法で木を植える!ために
宮脇昭さんは『木を植えよ!』(新潮選書 2006年)という私にとっては極めて実践的で教科書とも思えるような彼の著書の最後のページで、次のように読者に語りかけています。 ここまで本書を読んでくださった皆さん、どうか、あなた自身が生き延びるため、... -
森の再来
百年の時が作る森
このところ、行き詰まった日本の林業のことを、特に地方自治体の関わり方を中心に考えてきましたが、当事者意識が希薄なままに進んでいこうとすると、たちまち大きな壁に突き当たってしまったというのが実情です。《潜在自然植生》学徒としては結局、人工...