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森の商標
植生トレンド考1:《あの日、なぜ津波からこの神社は残ったのか。》と問いかけるポスターについて考えてみる
先日、最寄りの駅のホームを飾る壁面広告の中に、私のような《潜在自然植生》の学徒にはすぐにピーンと来るような広告ポスターを見つけてしまいました。キャッチ・コピーを《あの日、なぜ津波からこの神社は残ったのか。》としたこの広告主は《鎮守の森の... -
森の再来
気象災害と森林植生
このところ自然災害、なかでも台風や豪雨などがもたらす気象災害が毎週のようにtvのニュースで取り上げられています。一晩でその地方の一ヶ月分の雨量を記録したなどという解説とともに画面の氾濫する河川や冠水した住宅地の映像を見るにつけ、そのうちこ... -
森の商標
森の活かし方
朝日新聞の購読者であれば毎月第一日曜日にthe asahi shinbun globe(朝日新聞グローブ)というタブロイド判の付録?を目にすることができます。この備忘録にも一度だけそのglobeに掲載されていた火山学者の見解を引用したこともあるほどに、レイアウトも... -
森の商標
潜在自然植生を拡げる事業とnpo
先日、npo法人国際ふるさとの森づくり協会(ReNaFo)が主催した《ふるさとの森づくり専門家研修》に参加する機会に恵まれて、改めて《潜在自然植生》の大切さに心を動かされてしまったことは、この備忘録にも3回にわたって綿々と書き記してしまいましたが... -
森の発見
《潜在自然植生》を語る言葉たち
《潜在自然植生》の全体像を追い求めて来たこの2年余りの間、書き続けてきた備忘録を眺めていて気づくことは、このなかには時々、何が原因でこんな自分で自分の首を絞めるようなことを考えようとしたのか、今となっては理解に苦しむようなタイトルが少なか... -
森の再来
《潜在自然植生》備忘メモの2年間と3年目
ちょうど今から1年前の今日8月6日に、私の備忘録がスタートして1年経ったことを振り返る《丹沢の樹木をめぐるこの一年間》というタイトルの文章を書いたことを思い出します。そこでは過去録から自己満足そのままの自薦ページとして、お気に入り6個を選んで... -
森の商標
ふるさとの森づくり専門家研修に参加する3
npo法人国際ふるさとの森づくり協会(ReNaFo)主催の講座&現場実習《ふるさとの森づくり専門家研修》3日目の最終日は、会場を初日と同じ横浜市開港記念館に移しての4講座+植生工学士の資格取得試験というカリキュラムでした。 午前中はReNaFo理事長高野... -
森の発見
ふるさとの森づくり専門家研修に参加する2
npo法人国際ふるさとの森づくり協会(ReNaFo)主催の講座&現場実習《ふるさとの森づくり専門家研修》2日目のカリキュラムは三浦半島の葉山町にある湘南国際村センターでの1)実施事例調査と2)植樹実習。広大な敷地を持つ湘南国際村センターには広々とし... -
森の発見
ふるさとの森づくり専門家研修に参加する
宮脇昭さんの提唱するふるさとの森づくり事業を全国各地で展開しているnpo法人国際ふるさとの森づくり協会(ReNaFo)主催の講座&現場実習《ふるさとの森づくり専門家研修》に参加してきました。今年で8回目を重ねるという歴史も伝統も重みが少し感じられ... -
森の発見
潜在自然植生とランドスケープ管理
林野庁の《森林・林業白書》には外部の情報やデータが補足資料として多数掲載されており、このなかには林野庁所管の森林総合研究所(略称:森林総研)が発表した森林や林業に関する研究・テスト資料などが比較的多く含まれています。森林総研は2005年には...