2014年– date –
-
森の再来
高丸山千年の森の試み(2)
《徳島県高丸山千年の試み(1)》の続編である二回目は、ここでの植樹プロジェクトについて、 選定された23の植栽樹種を高木—亜高木—低木—草本の多層群落として捉えてみる。 これらの多層群落を、潜在自然植生の群集・群落へ置き換えてみる。 これらの樹種... -
森の再来
高丸山千年の森の試み(1)
2014年11月14日の備忘録《発見!ナイスなウェブサイト》で紹介させていただいた徳島県立高丸山千年の森プロジェクトは「森に親しみ、森に学び、森を育てる」コンセプトにした森づくりのための活動を広く徳島の皆様にPRするためのものですが、私にとって大... -
森の発見
発見!ナイスなウェブサイト
2014年8月28日の《参考にしたい植樹事例》で宮崎県の照葉樹林の回廊の実現を目指しているてるはの森の会の《綾の照葉樹林プロジェクト》という事業を紹介しましたが、これと同じような試みを国や自治体、NPO法人等で取り組まれている例をウェブサイト上で... -
森の発見
丹沢大山の学習はウェブが一番
丹沢大山の森のことに関心を持ち、せっかくだからキチンと初歩から勉強しょうと決めたら、書籍類も必須ですが、たいていのことはウェブサイトで習得することができます。従って上質なサイトにできるだけ多く、そして早く巡り会うことが重要になってきます... -
森の商標
大山地域で植樹事業を試みる(4)改訂版
2014年10月21日の机上の空論=大山植樹事業試論シリーズの4回目《大山地域で植樹事業を試みる(4)》の冒頭でサカキ—ウラジロガシ群集の多層群落を構成する10種類の樹種の植樹一覧表を掲出しましたが、この図表の内容を一部変更し改めて以下に掲出しなお... -
森の再来
人工林を伐採する費用を調べてみる
◎《人工林の伐採後は潜在自然植生を植える》の続きです。 ここではスギ・ヒノキなど針葉樹の伐採コストを調べてみることにします。丹沢を「本物の森」にするには、人工林を伐採し、潜在自然植生の樹種を植え替える作業がどうしても必要になってくる場合が... -
森の再来
人工林の伐採後は潜在自然植生を植える
◎《人工林から潜在自然植生の森へ》の続編です。本来は一回でまとめて書くべきものを私の怠慢のために複数回に分けるハメになってしまいました。 人工林の放置による弊害を指摘し、その深刻さを訴えることは簡単ですが、ではこの問題を解決に向かわせる糸... -
森の再来
人工林から潜在自然植生の森へ
丹沢山塊の麓にあり、りっぱな自然植生を持っている5つの社寺林のことを調べてみると、特に標高800m以下の丹沢山塊に残存するヤブツバキクラスの《ヤブコウジ—スダジイ群集》などの常緑広葉樹林が社寺内ではしっかりと分布・保存されているのがわかります... -
森の発見
鎮守の森と丹沢の植生
直近の、私の実力不足のために1回で済むものをダラダラと5回にも及んでしまいシリーズ化してしまった《神奈川に残る鎮守の森》後半は東丹沢の麓に点在する5つの社寺林について紹介してきましたが、このシリーズでもっぱら引用させてもらっている宮脇さ... -
森の発見
神奈川に残る鎮守の森(5/5)
※《神奈川に残る鎮守の森(4/5)》からの続きです。 39.八菅神社 中津川に面した八菅山の集落に続く丘陵の西側はゴルフ場として開発されているが、海抜100〜170mの南側斜面から東側斜面にかけては、八菅神社の森と称されるスダジイ林が生育している。 一部...