森の発見– category –
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森の発見
丹沢大山の学習はウェブが一番
丹沢大山の森のことに関心を持ち、せっかくだからキチンと初歩から勉強しょうと決めたら、書籍類も必須ですが、たいていのことはウェブサイトで習得することができます。従って上質なサイトにできるだけ多く、そして早く巡り会うことが重要になってきます... -
森の発見
鎮守の森と丹沢の植生
直近の、私の実力不足のために1回で済むものをダラダラと5回にも及んでしまいシリーズ化してしまった《神奈川に残る鎮守の森》後半は東丹沢の麓に点在する5つの社寺林について紹介してきましたが、このシリーズでもっぱら引用させてもらっている宮脇さ... -
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神奈川に残る鎮守の森(5/5)
※《神奈川に残る鎮守の森(4/5)》からの続きです。 39.八菅神社 中津川に面した八菅山の集落に続く丘陵の西側はゴルフ場として開発されているが、海抜100〜170mの南側斜面から東側斜面にかけては、八菅神社の森と称されるスダジイ林が生育している。 一部... -
森の発見
神奈川に残る鎮守の森(4/5)
丹沢山塊の麓にある社寺林の植生をチェックしてみる 現在進行中の《神奈川に残る鎮守の森》シリーズの目的の一つは、丹沢山塊の自然植生と丹沢の麓やその周辺の自然植生を比較してみることにあります。丹沢山塊の自然植生については《丹沢の植物分布》で概... -
森の発見
神奈川に残る鎮守の森(3/5)
神奈川県下の社寺林199 カ所を調査した結果、10種類の群集+1群落が確認され、その報告書から抜粋した内訳を該当する社寺名とともに以下に列記します。 ※ 下地図は11の群集・群落を持つ40の社寺の所在地マップ。具体的な社寺名は、それぞれの群集・群落の... -
森の発見
神奈川に残る鎮守の森(2/5)
宮脇さんが神奈川県から依頼を受けて、神奈川の199の寺や神社の樹木林を現地調査し、これらのなかから、《鎮守の森》としての自然植生の生態系が維持されているベスト40の社寺林を挙げています。 また、これら40の社寺を地図上にマッピングしてみると、ご... -
森の発見
神奈川に残る鎮守の森(1/5)
宮脇昭さんの『鎮守の森』(新潮文庫 2007年)には巻末資料として《全国鎮守の森30選》が載っています。自然植生の森が残っている全国の神社やお寺 の鎮守の森の中でも特に状態が優れたものベスト30ですが、神奈川県内では、横浜市南区の円覚寺と逗子市の... -
森の発見
丹沢に点在する地名の魅力
丹沢の地図を眺めていると、私の語彙力ではとても読めそうにもない地名とか、その由来を知りたくなるような漢字が、実は続々と出て来ます。きちんと調べるには『日本地名語源辞典』などに頼るのが一番ですが、最近はgoogleなどでも簡単にひも解くこともで... -
森の発見
マント群落とソデ群落
潜在自然植生に基づいた多層群落の森は、宮脇昭さんの基本的な概念の一つですが、これを宮脇さんの書物のなかでもう少し細かく見ていこうとすると、例の「高木・亜高木・低木・下草」のほかに表題の《マント群落とソデ群落》という言葉が出て来ます。 この... -
森の発見
丹沢の植生は30タイプ(4.総論)
これまで3回に分けて丹沢大山総合調査学術報告書(2007年)の記述に沿って紹介した《丹沢の植生は30タイプ》ですが、これを地図上に植生別に色分けされたデータとして確認できるのが、《自然環境保全基礎調査 植生調査 2次メッシュ情報》。日本全国の植...