森の発見– category –
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森の発見
生活空間に見る樹木の配置例
前回の備忘録《主木の配置と昆植・密植》で、10m×5mの面積にポット苗12種類を3本/㎡の割合で昆植・密植した場合、150本の幼木を植樹することになるのですが、20〜30年後に生き残るのは、そのうちの8%足らずで、特に主木は縦横5m×5mの25㎡に1本が聳えること... -
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「代々木の杜(もり)の物語~明治神宮」(nhkbs)
前回の備忘録《奇跡の森で初詣》では明治神宮の植生について触れたのですが、まるでこれを待っていたかのように、その二日後の今日のnhkbs3chで「代々木の杜(もり)の物語~明治神宮」が再放送されました。前回の備忘録で取り上げたあるテレビ番組という... -
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潜在自然植生の森フォトグラフィ
先日の備忘録《宮脇理論批判に耳を傾けてみる》で、宮脇さんの提唱する森の、生育途上にある景観について「みすぼらしいだけの、タダの林である」とか「森になるまで20年は、かかり過ぎ」などの批判があることを紹介しました。 この他にも、潜在自然植生に... -
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宮脇理論批判に耳を傾けてみる(2/2)
ウェブサイト上にアップロードされた宮脇理論批判を取り上げてみる備忘録の2回目の今日は《イオンの森批判》。これも第1回と同じ鹿糠耕治さんが彼が所属する《青森の自然環境を考える会》のサイト上に2004年に載せたものです。タイトルにあるイオンの森... -
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宮脇昭さんと《緑の防潮堤》
2014年12月17日の毎日新聞電子版を読んでいると、先日TVで動いている宮脇昭さんの映像を見たばかりだというのに、またまた宮脇昭さんの名前を見つけてしまいました。それも、多くの人に惜しまれながら先日、死んでしまった菅原文太の追悼記事の中にその名... -
森の発見
『丹沢の自然再生』を読んでみる
前回の備忘録《丹沢の課題と解決策を聞きに行く》で最後に紹介させていただいた本『丹沢の自然再生』(日本林業調査会 2012年)を開いてみると、例えば、たびたび資料として引用させていただいた《丹沢大山総合調査学術報告書(2007年)》はどちらかと言... -
森の発見
丹沢の課題と解決策を聞きに行く
2014年12月13日、小田原市は箱根登山鉄道の入生田駅の近くにある生命の星・地球博物館という立派な建物の中で開かれた「丹沢大山自然再生活動報告会」(主催:丹沢大山自然再生委員会)に参加し、現在丹沢の再生に関っている人、丹沢を愛し利用している人... -
森の発見
災害に強い常緑広葉樹
私は、2014年11月26日の備忘録《鎮守の森がなくなる前に、対策を考える》のなかで、宮脇昭さんが大震災に襲われた被災現場を訪れ、著作のなかでその時の状況について書かれている「その一つ一つの記述は感動的ですらあります」と口走ってしまいました。そ... -
森の発見
宮脇さんが動いた
きのう(2014年11月23日)の昼過ぎ、TVの前に座って読むとはなしに新聞に目を通していたら、TVから「植生の権威である横浜国立大学の名誉教授=宮脇昭さんの・・・」などというナレータの声が突然聞こえてきました。「えっ?!」と驚いて慌てて新聞からTV... -
森の発見
発見!ナイスなウェブサイト
2014年8月28日の《参考にしたい植樹事例》で宮崎県の照葉樹林の回廊の実現を目指しているてるはの森の会の《綾の照葉樹林プロジェクト》という事業を紹介しましたが、これと同じような試みを国や自治体、NPO法人等で取り組まれている例をウェブサイト上で...