2015年– date –
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森の再来
潜在自然植生と人工林(仮)
宮脇さん的な視点の欠如 これまで何度となくこの備忘録でも指摘したことですが、宮脇昭さんが全国各地で音頭をとって推進している「いのちの森作り」いわゆる《宮脇式植樹法》について、一般的な評価は今どのあたりにあるのか?が、私には大変気がかりなこ... -
森の発見
大山寺の鎮守の森
今から40年ほどになる1970年代に、宮脇昭さんが神奈川県下199の社寺林の植生を調べたことがあります。これらの中から《鎮守の森》としての生態系が維持されていると認められた40の社寺林について、詳しい報告が挙げられました。 ※上記の宮脇さんの報告書に... -
森の商標
人と自然の共生のために何ができるか
これが一年前だったら、おそらく眼を通さないか、読んだにしても「なるほど、なるほど、そういうことなんだ」と簡単に納得して終わってしまったに違いありません。今日の朝日新聞の科学(23)面に掲載された《2015「国民参加の森林(もり)づくり」シンポ... -
森の商標
《潜在自然植生》の森のカタログを作る3
ただいま制作進行中の《潜在自然植生》の森のカタログは、丹沢に潜在自然植生の森を作ろうとするビジネスには欠かせないツールの一つとして以前からどうしても完成させたかった構想でもあります。このカタログを読んでもらいたい対象は一般の顧客の皆様。... -
森の商標
《潜在自然植生》の森のカタログを作る2
前回はスローガンおよびロゴタイプを作ったところで時間切れになってしまいました。カタログ作りはやっぱり簡単には進まないようです。《潜在自然植生》の森のカタログを作る2回目の今回は、《潜在自然植生》の定義から始めたいと思います。 1. 《潜在自... -
森の商標
《潜在自然植生》の森のカタログを作る1
前回の備忘録では《潜在自然植生》の森をA4×1枚のプレゼン用ペーパーにまとめたものを作ってみました。まったくの一般の人に向けてのものですが、そのまとめ方がなかなか難しく、ついでに、カタログみたいなものを試みてみるのも、今後ムダにはならないは... -
森の商標
《潜在自然植生》の森をA4×1枚で表す
去年の12月のこと、丹沢についての活動報告会があり、実際に丹沢の再生に関わっている人びとの話しを聞いてきたのですが、残念ながら宮脇さんの《潜在自然植生》の理論と実践に基づいて人工林から天然林へと丹沢の林質の転換を図ろうとする声は聞かれませ... -
森の商標
丹沢の植樹事業と自然災害
これまで二回に分けて植樹事業が生み出す本来の事業利益とはまったく別次元で発生するであろう付加価値について、その可能性を紹介してきました。今回はこれとは正反対の事業リスクについて、とりわけ自然を相手にする事業には避けて通ることの出来ない自... -
森の商標
植樹事業とカーボンオフセット
前回の備忘録《植樹が生み出す公益額を算出する》では、宮脇昭さんが提唱する潜在自然植生という概念による植樹事業はやがて森を育て、その森本来の事業利益に加え、それが二次的に生み出す社会的な公益について(まだ最後まで展開できず未完のままなので... -
森の商標
植樹が生み出す公益額を算出する
ビジネス的な手法で植樹事業を行う場合、その事業収益とは別に、植樹それ自体がもたらす公益的な便益が考えられます。例えば、植えた樹木が生長し森となり、それらの木々が光合成により二酸化炭素を固定し、酸素を生み出すことも公益的な便益効果の一つに...